ブルーレイディスクのクリーニング方法

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高画質・高音質が魅力のブルーレイ。しかし、「ブルーレイディスクが再生できなくなった」「大切なブルーレイディスクが汚れてしまった」などのトラブルが発生することもあります。そんな時は、どうすれば良いのでしょうか？この記事では、自分でできるブルーレイディスクのクリーニング方法について紹介します。ディスクを傷つけないために大切な注意点や、クリーニングをしても再生できない時の対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ブルーレイは傷みやすい？

ブルーレイディスクは、記録面の保護層が約0.1mmと薄いです。ハードコート加工はされているものの、保護層が約0.6mmあるDVDに比べると傷みやすいと言えるでしょう。また、DVDは読み取りスポットが広いため少しの傷は影響しないのに対して、読み取りスポットが狭いブルーレイディスクは、小さな傷や凹凸、汚れなどが再生に影響します。注意を払って保管しましょう。

【ブルーレイ】おすすめのクリーニング方法3選

汚れて再生できなくなってり、映像が飛んでしまうブルーレイディスクは、クリーニングすることで改善する場合があります。ここでは、自分でできるおすすめのクリーニング方法を3つ紹介します。

①柔らかい布で拭き取る

ホコリやゴミがついて汚れている場合は、メガネ拭きやマイクロファイバー製の柔らかい布で拭くのが効果的です。ティッシュは硬い繊維でできているため、問題ない場合もあるもののクリーニングに最適とは言えません。また、拭くときは強くこすらず、軽く表面を拭きましょう。円周状に拭くのではなく、中央から外側に向けて直線状に拭くのがポイントです。

②水やアルコールを使う

布で拭き取るだけでは落ちない汚れの場合は、柔らかい布に水やアルコールを少量染み込ませ、固く絞ってから拭きましょう。アルコールは手指消毒用などの「エチルアルコール（エタノール）」がおすすめです。この時も円周状ではなく、外側に向けて直線状に拭きます。拭いた後は表面に水分やくもりが残らないように注意してください。

③レンズクリーナーを使う

ブルーレイレコーダーには、専用のディスククリーナーも販売されています。水やアルコールを使うのに抵抗を感じる方は、そのような製品を買うのがおすすめです。間違った使い方をするとブルーレイディスクが故障する可能性もあるので、取り扱い説明書などをよく読んで、正しく使用しましょう。また、検索してヒットする「レンズクリーナー」は、ほとんどがプレーヤー用のクリーナーであり、ディスクには使用できないので注意が必要です。

ブルーレイのクリーニング時の注意点

上記でも、ブルーレイディスクをクリーニングする際は強くこすって傷をつけないこと、円周状に拭かないなどの注意点を紹介しました。そのほか、「ベンジン」「シンナー」などの有機溶剤を使用しないことや、市販の静電気防止剤や洗剤類、石鹸などをむやみに使用しないことも重要です。

クリーニングしても再生できない時は？

クリーニングして汚れを取り除いてもブルーレイディスクが再生できない場合は、修理・修復が可能な業者に依頼しましょう。通常ブルーレイはDVDのように研磨修復するのが難しいのですが、最新の機材などがあれば研磨修復できることもあります。また、ディスクではなくブルーレイプレーヤーやレコーダーに問題がある場合もあるので、他の機器で再生できないかどうかチェックしてみましょう。他の機器でも再生できないならディスクに、他の機器では再生できるならプレーヤーやレコーダーに問題があると考えられます。

ブルーレイディスクは正しくクリーニングしよう

ブルーレイディスクのクリーニング方法について紹介しました。エラーやトラブルが発生した時は、正しくクリーニングすることで改善する場合もあるのです。強くこすったり溶剤を使用したりといった間違ったクリーニング方法をすると、壊れて大切なデータが再生できなくなる可能性もあるため、この記事を参考にしながら慎重にクリーニングするようにしてみてください。