長期保存ならM-DISがおすすめ!通常のブルーレイと比較して解説
大切な写真や動画などのデータは、長期間安全に保存したいものです。とはいえ、機器の故障によりデータを無くしてしまったという経験を持つ方も少なくないのではないでしょうか。そんなときにおすすめしたいのが、M-DISCです。今回は、M-DISCの特徴や、通常のブルーレイディスクとの違いについて詳しくご紹介します。
この記事を読むための時間:3分
目次
長期保存ならM-DISCがおすすめ
データの故障や破損の可能性をできるだけ低くし、長期間安全に保存したいという場合におすすめなのがM-DISCです。ここでは、M-DISCとは一体どういったものなのかをみていきましょう。
M-DISCとは?
M-DISCというのは、アメリカのMilenniata社によって開発された記録メディアです。100年以上の保存も可能とされていることから、生涯にわたりデータを保存したいという方に最適なメディアとなっています。
どうして耐久性が高いの?
M-DISCがこのように高い耐久性を持っているのは、金属系の特殊な素材を記録膜に使用しているのが理由です。データを記録する際には、その金属系の素材にレーザーで凹凸をつけながら記録を行います。このように、物理的に凹凸をつけていく方法は、従来の化学変化を起こして記録する方法よりも、より高い耐久性を実現できます。
また、表面には強力な保護層を採用しており、熱や光、温度の変化に強いのも特徴です。さらに、M-DISCは上書きができないディスクであるため、間違ってデータを消去してしまったり、改ざんされたりというリスクもありません。
どんな使い方がおすすめ?
M-DISCは、長期間の保存が必要なデータの取り扱いに最適です。たとえば、ビジネスシーンであれば、会社の重要書類・システムデータ・電子カルテ・設計関連の図面などの保存に活用されています。また、大切な家族写真や、結婚式の写真やビデオなど、生涯大切にしたい大切なデータの保存にぴったりといえるでしょう。
M-DISCと通常のDVDやブルーレイを比較!
次に、M-DISCと通常のDVDやブルーレイの違いについてみていきましょう。用途に合わせて、上手に使い分けるのがおすすめです。
寿命
M-DISCは、100年ともいわれるほどの長い寿命が特徴です。製品によっては1000年の寿命がうたわれているものもあるほどです。一方で、通常のDVDやブルーレイディスクの寿命は5年から20年程度であるといわれています。
紫外線や水への耐性
M-DISCは通常のDVDやブルーレイディスクに比べると、紫外線や水への耐性が優れています。高音・高湿の場所で劣化について試験を行ったところ、通常のDVDではテスト時間が2000時間を越える前には記録品質が極端に低下してしまいました。
一方で、M-DISCのDVDでは、テスト時間が2000時間を超えても記録品質がほとんど劣化しませんでした。これらの結果から、ディスクの保存に適さないような環境でも、M-DISCであればその影響を受けづらいということがわかります。
M-DISCの欠点は?
長期保存に優れているM-DISCですが、高性能な分、通常のDVDやブルーレイに比べると価格が高い傾向にあります。そのため本当に大切なデータはM-DISCで保存し、短期保存でも問題ないデータは通常のDVDやブルーレイで保存するなど、賢く使い分けるのがおすすめです。
また、ドライブでの読み込みにはほとんど問題がないのですが、M-DISCの書き込みには、専用のドライブが必要になります。手持ちのものがM-DISCに対応しているかどうか、事前に確認しておきましょう。
まとめ
今回は、データの長期保存を可能にするM-DISCについて詳しくご紹介しました。長期間保存したい大切なデータにはM-DISCを活用するのがおすすめです。M-DISCに対応している光学ドライブを用意し、安全にデータを保存しましょう。
中古ブルーレイレコーダ― ドライブ専門店|Bluraydrive
BDやDVDの読み取り・書き込みなどに不具合が発生してお困りではありませんか?
お子様の大事な録画やテレビ番組が消えないように、
コスパよく中古ドライブで交換修理しましょう。
Panasonic・ソニー・東芝・三菱など多種ご用意しております。
お手持ちのブルーレイレコーダー対応の商品をお探ししますので、お気軽にご相談ください!
屋号 | bluraydrive |
---|---|
住所 | 〒512-1306 三重県四日市市まきの木台一丁目117-7 |
営業時間 | 9:00~18:00 不定休 |
代表者名 | 竹口 淳 |
info@bluraydrive.net |