ブルーレイレコーダーが熱くなる原因とその対処法について

この記事を読むための時間：3分

自宅のブルーレイレコーダーを触ったら、とても熱くなっていた、というようなことはありませんか？ブルーレイレコーダーは熱がこもりやすく、熱対策をしっかり行わないと故障してしまう恐れもあるので、注意が必要です。では、レコーダーの熱対策とは、どのような方法があるのでしょうか？今回はブルーレイレコーダーの熱対策について解説していきますので、ご自宅にレコーダーがある方は、ぜひ目を通してください！

ブルーレイレコーダーが熱くなる原因

ブルーレイレコーダーが熱くなる原因として考えられるのは次の2点です。

・空気の抜けが悪い
・レコーダーの掃除ができていない

ブルーレイレコーダーは内蔵HDDや制御チップなど、発熱しやすい部品を使用しているため、熱を溜めやすく、熱くなりがちです。なので、どの機種も中に熱がこもらないように冷却ファンがついていたり、通気口がついていたりします。

ですが、せっかくの設計もブルーレイレコーダーを密接した場所に設置し、空気の抜けが悪い場所に設置してしまうと、結局熱い空気が充満し、レコーダー自体も熱くなってしまいます。また、レコーダーの清掃を怠り、通気口がホコリで詰まっていると、中の空気が逃げられなくなり、機種内部に熱がこもりがちです。

こういったことにならないためにも、空気の流れが良い場所に設置する、定期的に清掃をする、などの対策が必要です。

熱がこもるとどうなる？

ブルーレイレコーダーに熱がこもると、誤作動を起こす可能性があります。レコーダー内部の熱が上昇することで、PCのように熱暴走を起こす可能性が高いです。予約した番組の録画が消えてしまったり、動画や写真など、保存したデータが失われてしまったりすることも十分あり得ます。そして何よりレコーダーの寿命も削られてしまうので、熱対策はしっかり行いましょう。

ブルーレイレコーダーの熱対策について

ブルーレイレコーダーの熱対策は難しくなく、ちょっとした工夫で充分効力を得ることができます。具体的にどうやるのかについて、解説します。

排気口を塞がない

ブルーレイレコーダーは、中にこもった熱を外に放出する排気口が付いていますが、この排気口を塞いでしまうと熱気が抜けなくなってしまうので、注意しましょう。排気口はレコーダーの後ろについていることがほとんどです。なので、レコーダーを設置する時は壁に密着させずに、後ろに余裕を持たせることが大切です。

ファンの掃除

ブルーレイレコーダーに装備されている冷却ファンは、こまめに清掃しましょう。冷却ファンにホコリが付いたまま放置しておくと、内部の熱が放出されず、故障を引き起こす可能性があります。こまめに掃除し、ファンがいつも正常に回転する状態にしておきましょう。

ヒートシンクを取り付け

ブルーレイレコーダーにヒートシンクを取り付け、熱を逃がす方法もかなり有効です。ヒートシンクは熱を逃がしてくれる放熱材で、熱を帯びる場所に貼って使用します。取り付けも簡単、レコーダーの天板部分に貼り付けるだけでかなりの熱が放出されるので、おすすめです。

送風ファンを新たに取り付ける

ブルーレイレコーダーに風が当たるように、送風ファンを取り付けるのも一つの方法です。涼風を送り、放射された熱を下げることでレコーダーの熱も下がり、故障対策にもつながります。ただし、狭く熱のこもりやすい箇所ではかえって熱を溜めてしまうので、空気の流れを考慮した設置が必要です。

ブルーレイレコーダーの発熱対策を実施しよう

ブルーレイレコーダーは熱がこもりやすく、熱を帯びたまま放置すると誤作動や、故障の原因に繋がります。まずは機内の熱がこもらないように通気口やファンの清掃はこまめに行いましょう。また、ヒートシンクや送風ファンを使うのも、レコーダーの熱を効率よく下げてくれるので、オススメです。機械とは言え、日々利用するブルーレイレコーダーも付き合いが長くなると愛着もわいてきます。一般的にレコーダーの寿命は3年~5年といわれていますが、少しでも永くお付き合いするためにも、熱対策は適正に行ってください。