ブルーレイの魅力・DVDとの違いとは？

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映画をレンタルしようとするとDVDと一緒に並んでいるブルーレイディスク。「ブルーレイプレーヤー」や「ブルーレイレコーダー」もすっかり一般家庭に広まっています。しかし、「ブルーレイの魅力って何？」「そもそもDVDとブルーレイって何が違うの？」と疑問に思っていませんか？この記事では、ブルーレイの魅力とDVDとの違いを紹介します。ブルーレイのデメリットも紹介するので、気になっている方や、ブルーレイレコーダーの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

そもそもブルーレイとは？

ブルーレイディスク（Blu-ray Disc/BD）は、光ディスクの一種。赤外線半導体レーザーを使用するCDなどの「第1世代」光ディスク、赤色半導体レーザーを使用するDVDなどの「第2世代」光ディスクに続く、「第3世代」光ディスクに当たります。記録・再生に青紫色半導体レーザーを使用するのが特徴です。1991年ごろからソニーが研究を開始し、1999年にブルーレイディスクに採用された青紫色レーザー記録が発表されました。2015年には上位規格である「Ultra HD Blu-ray」も登場しています。

DVDと比較したブルーレイの4つの魅力

そんなブルーレイですが、DVDと比較して大きく4つの魅力があります。ひとつずつ見ていきましょう。

①高画質

ブルーレイの魅力は、何と言っても画質の良さにあります。画素数を比べると、DVDが35万画素であるのに対して、ブルーレイは207万画素。つまり、ブルーレイは「フルハイビジョン（フルHD）」に相当する画質を持ちます。きめ細かく綺麗に映るので、思い出を綺麗に残したい方や、映画を綺麗に見たい人におすすめです。特に映画は、DVDでは再現できなかった映画館レベルの色と光の表現を可能にしています。

②高音質

ブルーレイは、画質だけでなく音質も優れています。これは採用されている規格の違いによるものです。DVDは「DTS5.1chサラウンド」などの規格が採用されているのに対し、多くのブルーレイディスクでは上位規格の「リニアPCM」「ドルビーTrueHD」などが採用されています。これらはロスレス圧縮や非圧縮により、「ハイレゾ」に相当する音質を持つのです。その分大容量になってしまうものの、コンサートやミュージカルなどの映像を見るとその魅力がわかるでしょう。

③コンパクトに保存可能

ブルーレイディスクは、優れた記録容量も魅力です。一般的な記録型DVDが片面4.7GBであるのに対して、ブルーレイはDVDの5倍以上にあたる一層25GBもの容量があります。中には、128GBという大容量の製品も。つまり、たくさんのデータをコンパクトに保存可能なのです。とはいえ、ブルーレイは画質・音質が良い分、同じ映像でもデータサイズが大きくなることを考えると、単純に5倍の映像が保存できるとは言えないので注意しましょう。

④コスパが良い

値段は、DVDのほうがやや安く購入できます。レコーダーやプレーヤーに関しても、DVD用の方が安いことが多いです。しかし、ブルーレイがDVDの何倍もの価格であるという訳ではありません。品質の高いデータが保存・再生できることや、記憶容量が5倍以上あることを考えると、コスパが良いのはブルーレイだと言えます。品質の高さを求める人にとって嬉しい魅力です。

ブルーレイのデメリットは？

さまざまな魅力のあるブルーレイですが、デメリットはないのか気になる方も多いはず。ここではブルーレイの代表的なデメリットを紹介します。

録画・再生する方法が違う

ブルーレイとDVDは録画・再生する方法が違うので、ブルーレイを録画・再生しようとするとブルーレイ対応の機器を購入しなくてはなりません。2021年時点ではDVD機器の方が普及率が高いです。多くの人にとって全ての再生機器をブルーレイ対応に買い換えるのは、コストがかかります。

DVDに比べて傷みやすい

ブルーレイはDVDに比べて耐久性が低いというデメリットがあります。これは、ブルーレイの記録面の保護層が約0.1mmと非常に薄いことが関係しています。また、ブルーレイは小さな傷でも再生に影響しやすいという特徴も。ブルーレイディスクの保管には細心の注意が必要です。

ブルーレイディスクには魅力がたくさん！

ブルーレイの魅力を紹介しました。ブルーレイとDVDの違いやデメリットを初めて知った方が多いのではないでしょうか？ブルーレイの魅力は、何と言っても画質の良さ。また、やや価格が高いと言っても、コスパで見ると優れているのも大きな魅力です。ブルーレイプレーヤーは基本的にDVDも問題なく再生できるので、ぜひブルーレイの導入を考えてみてください。